老衰でも生命保険の保険金は受け取れる?

生命保険を検討している多くの人が1番気になることといえば「老衰で亡くなっても、生命保険の保険金を受け取ることができるのか」という疑問ではないでしょうか。というのも、生命保険は人生で2番目に高額と言われたりするものですから、衝動買いのような加入の仕方をしてはいけないといえます。よって、今回は生命保険の保険金受け取りの流れと、老衰の取り扱いについて見ていきましょう。

■老衰から見る生命保険の保険金

「病死」の扱いを受ける多臓器不全は、生命保険で適用されています。つまり、老衰というのは、ほとんどが多臓器不全で亡くなっているとされているため、生命保険でも病死の扱いを受けるということです。

その際には、「死亡保障」というのが付いてくる生命保険の場合なのですが、一方「損害保証」の場合では、事故で亡くなった場合などに限られてしまうため、保険金は支払われることがないため、注意が必要といえるでしょう。

■3つの生命保険と、保険金の受け取りの流れ

例えば、老衰で亡くなった方が加入していた生命保険(定期保険・養老保険・終身保険)の保険金は、指定された受取人が受け取ることができるのですが、定期保険と養老保険は満期(保障が終わる時期)がありますので注意が必要になります。それに比べ、「終身保険」では保障が終わる時期という制限がありませんので、安心といえるでしょう。

また、老衰で亡くなった際、生命保険の保険金の受け取りの流れは下記の①~③となります。

①まず、保険の受取人、又は保険契約者が生命保険会社に連絡します。

②必要書類の案内や、請求書が生命保険会社から届きますので、必要書類を揃え手続きを受取人がします。

③保険金を支払うかどうか書類を通して生命保険会社が判断します。

この必要書類は役所で取らなければいけない書類(住民票・戸籍抄本・印鑑証明)などがあるため、手続きが面倒になることがありますので、その点は注意が必要といえます。

■一生に一度の生命保険、キチンと内容を把握しよう

いかがでしたでしょうか? このように生命保険の保険金は老衰で亡くなっても受け取ることができるものです。しかし、上記でも記載しましたが、注意する点としては生命保険(定期保険・養老保険・終身保険)の保険金の内、定期保険と養老保険は保障期間がありますので、その点は注意し確認するようにしましょう。

また、ほとんどの人は一生に一度の生命保険ですので、少しでも疑問になることはキチンと内容を把握し加入したほうがいいのではないでしょうか。生命保険に関する疑問やお困りごとがありましたら、気軽に株式会社総合資産設計までご相談ください。

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