医療分野で有効な治療アミノレブリン酸!100グラム中の含有量

アミノレブリン酸は、別名「生命の根源物質」とも呼ばれています。すべての生物や、植物の生体内に存在するアミノ酸の一種で、生命維持のためのエネルギー生産に必要不可欠な物質です。アミノレブリン酸は体内で、生合成されますが加齢やストレスなどから減少していきます。
このように、生命に必要不可欠なアミノレブリン酸は、食品からも摂取できますので、主な食品の含有量を知っておきましょう。

【アミノレブリン酸の効果と減少する理由】
アミノレブリン酸の効果にはどのようなものがあるのか見てみましょう。医療分野では、発毛、貧血予防、ガンなどの治療、脱毛、脳腫瘍術中診断、肥満などに有効だと言われています。
また、アトピーを含む強い乾燥肌への応用、しわや乾燥の改善、美肌、アンチエイジングなどでも効果が期待されています。
アミノレブリン酸が減少する理由として考えられるのが、年齢です。アミノレブリン酸は体内で作られますが、17歳をピークに減少していきます。この他にも、強いストレス、過労、睡眠不足、喫煙、運動不足、肥満、暴飲暴食、紫外線などが原因となり、活性酸素が発生します。
それに伴い、細胞内のヘムを消費し、ヘムのもとであるアミノレブリン酸がより多く必要になるため減少するのです。

【アミノレブリンが不足すると】
アミノレブリンが体内で不足すると、疲れやすくなったり、低体温になったり、様々な体の不調がでてきます。アミノレブリン酸は、動植物の細胞に存在するため、あらゆる食品から摂取することが可能です。アミノレブリン酸を多く含む食品の100グラム中の含有量(㎍)をみてみましょう。
・魚介類 タコ 78.4  イカ 38.4
・果実  バナナ 31.6  巨峰 13.6
・野菜  ピーマン18.1  ホウレンソウ 13.8
・嗜好品 ワイン 110~173  日本酒 70~353
となっています。また、アミノレブリン酸はその性質上、加熱しても損失しません。

【1日あたりの必要な摂取量】
では、実際にどれくらいのアミノレブリン酸を摂取すればよいのでしょうか?日本人は、1日あたり50(㎍)のアミノレブリン酸を摂取していると言われています。尿中から排出されるアミノレブリン酸は、約2(㎍)と想定すると最低でも、1日あたり2(㎍)のアミノレブリン酸を摂取する必要があります。すべて食事で摂取することは難しい為、サプリメントなどを活用するとよいでしょう。
アミノレブリン酸は、必要な時に瞬時にエネルギーとして利用できますが、蓄えておくことはできません。ですから、私達が日々健康に生きていくためには常にアミノレブリン酸を摂取し続ける必要があります。アミノレブリン酸については、現在様々な研究が行われており、今後は化粧品分野の開発も検討されています。

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